銀河系史概略

銀河系史概略

西暦(年)地球宇宙暦(年)銀河連邦帝国暦(年)銀河帝国
2700年代地球とシリウス両国で、人類の覇権を争う。
2801太陽系第三惑星の地球から、アルデバラン系第二惑星テオリアに政治の中枢を遷し、銀河連邦の成立を宣言する。1銀河連邦、宇宙暦1年と改元する。

銀河連邦、銀河系の震央部と辺境部にあくなき膨張を開始する。
106銀河連邦、M・シュフラン、C・ウッドら諸提督に宇宙海賊の一掃を命じる。
108宇宙海賊が、ほぼ一掃される。
268ルドルフ・フォン・ゴールデンバウム(以下、ルドルフ)が、軍人家庭に誕生する。
288ルドルフ(20)、少尉に任官する。
そして、リゲル航路警備部隊に法務将校として配属される。
ルドルフ、中尉に昇進する。
そして、ペテルギウス方面に配属される。
296ルドルフ(28)、少将に任官する。

ルドルフ、軍籍を退き政界に進出する。
そして、国家革新同盟のリーダーになる。
ルドルフ、国民投票の結果、首相に選任される。
ルドルフ、議会により国家元首にも選任される。
3101ルドルフ42歳の時、『神聖にして不可侵なる』銀河帝国皇帝ルドルフ1世(以下、ルドルフ1世)となる。

同日、宇宙暦が廃止され、帝国暦が採用される。

これにより、銀河連邦が崩壊し、銀河帝国『ゴールデンバウム王朝』が誕生する。
ルドルフ1世、銀河帝国の首都星をヴァルハラ系第三惑星オーディンに遷都する。
9ルドルフ1世(50)、劣悪遺伝子排除法を発布する。

この法案を非難したことにより、議会を即座に永久解散する。
10ルドルフ1世(51)、帝国内務省に社会秩序維持局が設立される。
局長に腹心のエルンスト・ファルストロング内務尚書が任命される。
ファルストロング内務尚書に伯爵を授受される。
その夜、爆殺される。
42大帝ルドルフ崩御する。享年83歳。

第2代銀河帝国皇帝にジギスムント(25)がなる。
その補佐として、父親のノイエ・シュタウフェン公ヨアヒムが帝国宰相になる。
帝国宰相ヨアヒム死後、2代皇帝ジギスムントが親政を行う。
2代皇帝ジギスムント崩御する。
その長子リヒャルトが第3代帝国皇帝になる。
3代皇帝リヒャルト崩御する。
その長子オトフリートが第4代帝国皇帝になる。
164アルタイル星系で奴隷階級に落された複数の共和国主義者が、宇宙船(イオン・ファゼカス号)建造し逃亡に成功する。
共和主義者の指導者アーレ・ハイネセン、事故で死亡。
その後、グエン・キム・ホアが引き継ぐ。
グエン・キム・ホアら、壮年期の恒星群を発見し古代フェニキアの神々の名前のバーラト、アスターテ、メルカルト、ハダドなどが与えられた。
そして、バーラト第四惑星に根拠地が置かれ、今は亡き指導者ハイネセンの名がつけられる。
214〜218
527共和主義者らが、帝国暦を廃止して、宇宙暦を復活させることに決定する。

そして、自由惑星同盟の成立が宣言される。
218
640自由惑星同盟成立後、初めて帝国軍と接触する。
そして、同盟軍が勝利する。
331銀河帝国として、同盟軍と初めて接触する。
そして、同盟軍に敗北する。
同盟軍総指揮官リン・パオ(30代)、参謀長ユースフ・トパロウル(30代)の指揮下で、ダゴン聖域外縁部における殲滅戦を行い、帝国軍に勝利する。*1自由惑星同盟に対して討伐のための大艦隊が編成され派遣される。
しかし、ダゴン聖域外縁部で殲滅戦に遭い、同盟軍に完膚なきまでに敗北する。*1
ヘルムートが帝国皇帝に即位する。
皇帝ヘルムートが崩御する。
398マンフレート二世が帝国皇帝に即位する。
399皇帝マンフリート二世が暗殺される。
767ヤン・ウェンリーが生まれる。
776467ラインハルト・ミューゼルが貧しい貴族の家庭に生まれる。
477ラインハルト10歳の時、姉のアンネローゼ(15)が皇帝フリードリヒ四世の後宮に入る。
787ヤン・ウェンリー(20)、軍籍に入る。
482ラインハルト(15)、近衛師団の少尉となる。
796同盟軍、4万隻の艦隊で帝国軍の迎撃に向かう。この時、ヤン・ウェンリーも乗艦する。487ラインハルト(20)、ローエングラム伯の爵位が授与される。そして、帝国軍上級大将に任命される。

同年初頭、ラインハルト上級大将、2万隻の艦隊を率いて遠征の途に出る。
「銀河英雄伝説 Ⅰ 黎明篇  田中芳樹著 (株)マッグガーデン出版 2018年5月6日発行に掲載されている 序章 銀河系史概略」をもとに、年表を作成。

    ()内の数字は、年齢です。
     *1:本とアニメ版で帝国軍側の将校達がラインハルトに対して意見していた部分か思います。