『何でもいい』です。
ただし、年度に対応した物がいいと思います。古いのを使い回すのは良くないかと思います。(2020年度で言えば、権利関係の改正がかなり絡んでいましたので。)
理由は・・・
- 基本的に、どんな人にも受け入れられるように作られているので、似たり寄ったりの作りになる。
- 大手では、独自の宅建講座を持っている為、講座以上の情報は載っていないと思える。
- 出版してからの1年未満のサイクルで、状況に合わせて改訂版を出すのか疑問が残る。
かと思います。
結局どこの市販のテキストを買っても
足りない情報を自分で補っていくことになります。
僕がテキストを選ぶにあたって何を重視したかというと
『書き込みしやすいもの』と『マーカーを使った時に裏に色が滲みにくいもの』です。
これは、個人によって何を重視するのかは違います。
今回、僕が使用した市販のテキストは、
総合資格学院から出ている『必勝合格 宅建士』です。
なぜ、僕がこのテキストを選んだかと言うと、
この本の1番のメリットは、
説明してある文章の所に『過去の出題履歴』が記載されていた。
ことだと思います。例えば、大体のテキストは借地借家法の定期建物が何年に出題されていた書いてあるけれど、「定期建物のうち、どこに書かれていることが出題されているの?」ってほとんどの人が思ったことがあると思います。このテキストは、そういったことがわかるようになっていると思います。定期建物のうち「何年にここに書いてあることが出題された」とか、「この文章が結構出題されているのか」って、ある程度の出題傾向の目安になっているので、改めて自分で探す時間が省ける。
その他のメリットは、
- 紙の色が白く、一枚一枚の紙が厚く感じた。
- 各ページのサイドには余白があり、書き込みしやすかった。
- 各項目の最初に、あらかたまとまっているので、時間がない時はそこだけを確認できる。
1について。蛍光ペンを3色(黄・緑・オレンジ)を使ったので、紙が白い蛍光ペンの色が映える。また、裏のページに色が滲みにくかったので、裏のページが読みにくいってことはなかったと思います。
2について。法令上の制限や税などで読んでいてよくわからなかった所を、自分で分かりやすく書き換えていく。YouTube✳︎1で「なるほどねぇ〜」って感じた所を関連箇所に書き込んでいく。
(✳︎1:YouTubeの動画は、宅建吉野塾と宅建みやざき塾の無料動画を視聴していました。)
3について。それぞれの項目ごとにまとまっているので、ちょっと最低限のことを確認しておきたいとか、ちょっとやる気が出ないけど全くやらないのはちょっと・・・ってときに、パラパラってめくるだけでもいい。
次にデメリットは、
- 法令制限は、堅苦しくて最後までイメージが持てなかった。
- 税法は、特に譲渡所得については、自分で何かしらの工夫を要するほど覚えるのに苦労した。
1について。結局、何が言いたいのか、他の法令制限との関係はどうなっているのかが、イマイチ分かりづらかった。これを補うのにYouTube✳︎1で確認して、イメージを補った。
2について。この税法とあっちの税法では、結局何が違うのとか。僕は、全然頭に入ってきませんでした。
デメリットについては、それらを補うモノ(YouTubeなど)が、多様にあるので(しかも無料で情報を得ることができる)、そんなにデメリットに思うことはないと思います。
最後に
市販しているテキストは、何でもいい。
足りない情報は、(自分の言葉で)どんどん書き足していく。
試験までに勉強した自分を信じる。
そして
ここに書いたことは、個人の見解に基づいたものです。
一番重要なことは
自分にとって『飽きないこと、読みやすいこと、自分の感覚にあっていること』が一番重要です。